融解塩の中で行う全体焼入れのため 歪や硬度ムラが少ない高精度の仕上がり。
ソルトバス焼入れとは
塩化カリウム、塩化ナトリウム、亜硝酸ナトリウムなどを原料とする薬品を加熱・融解したソルト液の槽の中で部品全体を加熱後、冷却、焼戻しする焼入れ方法です。
ソルトバス焼入れの特徴
★ソルト液の熱が製品全体に均一に伝達されるので、歪み量が少ない
★冷却ムラが起きにくく焼割れも少ない
★ソルト液が保護膜の役割を果たし、焼入れ時の脱炭リスクが小さい
★複雑な形状の部品も短時間で均一温度に加熱することができる
ソルトバス焼入れの工程
①加熱したソルト液の槽に部品を投入し、焼入れ温度まで加熱します。
②取り出し、焼入れします。
③洗浄して、汚れなど落とします。
④ショットブラストで表面のスケール等を落としてきれいにします。防錆剤を吹き付けて完成です。
●複雑形状・大物・1点もの・難しい高周波焼きれ、どしどしご相談ください。
●宅配便の利用で、全国からのご依頼をお引き受けしています。
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